6-42.化石化に要する時間
もしあなたが悟りを呼び求め、英知を求めて声をあげ、銀のように、これを捜し、隠された宝のように、これを探り出すなら、そのとき、あなたは、主を恐れることを悟り、神の知識を見いだそう。主が知恵を与え、御口を通して知識と英知を与えられるからだ。彼は正しい者のために、すぐれた知性をたくわえ、正しく歩む者の盾となり、公義の小道を保ち、その聖徒たちの道を守る。そのとき、あなたは正義と公義と公正と、すべての良い道筋を悟る。知恵があなたの心にはいり、知識があなたのたましいを楽しませるからだ。(箴言2:3-10)
地層と化石との関係、化石の成因と年齢、年代測定法に関して、そのほんの一部を紹介してきました。
「植物が立木のままの状態で、又は動物が死後水の底や地面に横たわって、その上に何千年、或いは何百万年かかって土が覆い被さって遂に化石になった」という、科学とは縁のない人々にさえあり得ないと判るような仮説が、長い年月に亘って教えられていましたが、やっとこの説明は教科書から姿を消しました。
樹木が立木のまま、或いは根が上を向いて、又は引きちぎれて垂直の状態で化石になり、それも多数集まって化石の森として発見されている事実は、かつて地上に大激変が起こり、広範囲に樹木がなぎ倒され、埋もれ尽くして一挙に化石化する条件が存在したことを示しています。
動物が座った姿勢、立った姿勢、二頭の動物が争っている或いはじゃれている姿勢、今まさに孵化して卵の殻から抜け出しかかっている姿勢など、何かの動きの過程にあった、少なくとも元気に生きていたことが明らかである動物が化石になっているのは、姿勢を変える一瞬の猶予もなく瞬時に土砂の中に葬られ、身動きもならず死に、化石化して、この地上に起こった出来事を伝える証拠として遺されたことを示しています。


植物の葉や、丸ごとの小魚がそのままの形で他の動物の口や胃の中で共に化石化している事実は、驚くべき発見です。動物が食べ物を食べて2~3時間も経つと胃の中でどろどろにされ、腸に送られ消化されてしまいます。
これは専門家でなくても誰でも知っていることです。動物が食べ物を食べて、仮にその直後に死んでしまっても、酸素や生きた消化酵素や細菌などから完全に遮断されないと、食物が無事にその姿を保つことはあり得ません。ですから、通常の死に方をして、水中に或いは地面に横たわっていたとしたら、胃の中に未消化の木の葉や丸ごとの魚が遺されることなど起こるはずもありません。
「化石化というのは、非常にゆっくり徐々に進行する過程であり、何万年も何百万年もかかる」という間違った「常識」がどのようにして築かれたのか判りませんが、一般にはなお真理として信じられています。
しかしながら、様々な「新しい化石」が、世界中で発見されているのです。
時計の一部が貝と共に化石化しているものが1975年に発見されているのを初めとして、ハムの化石、小麦粉の入った袋全体が化石化したもの、人が作った水道管か何かの管の中に石が詰まって化石化したもの、その由来が判明している柵のワイヤの化石、カウボーイ・ハットの化石等々、非常に近年に使われていた様々な物品が化石になって発見されています。
そして、ある科学者は人工的に化石化する条件を発見し、米国特許を取得しています(US Patent Number 4,612,050, Sept 16, 1986)。特別な条件さえ正しく設定すれば、実に3週間で化石化することが判明しています。
科学が発達すると、過去の常識が順番に覆されるのは化石化に限ったことではなく、そのようにして様々な新たなことが発見され、間違った常識は捨てられて真理により近づいていくのが、人類に与えられている恵みであり、祝福です。
「悟りのある者の心は知識を得、知恵のある者の耳は知識を求める」(箴言18:15)ので、「底知れず深い神の知恵と知識」(ローマ書11:33)により、主が適切な方法と時期を定めて科学の発達を導いておられるのです。
時期が早すぎた場合、人類はその意味を悟ることが出来ずに啓示されたことを見失ってしまうでしょうし、遅すぎると混乱が起こるかもしれません、まさに主の時があるのでしょう(伝道3:11)。
創造主は「知恵を与え、御口を通して知識と英知を与えられ」(箴言2:6)、創造された大宇宙の真理を、神の適切な時に人類にも理解できる形で啓示してくださるのでしょう。
科学の発達の過程において、「神は、みこころにかなう人には、知恵と知識と喜びを与え、罪人には、神のみこころにかなう者に渡すために、集め、たくわえる仕事を与えられ」(伝道2:26)、驚くべきことに信じる者だけではなく信じない者をも神の目的のために縦横無尽にお使いになって、不信仰な者にも恵みに預かるための機会をお与えになる配慮をしておられるのです。
参考文献:「進化論の争点」シルビア・ベーカー著、久保有政著、「General Chemistry」by J.E.Brady & G.E.Humiston
http://www.answersingenesis.org/creation/(新しい化石の例)



